日本人と西洋人のあいさつ

あけましておめでとうございます。姫路市民葬儀相談センターの野上です。
2020年が皆様にとって素晴らしい年になりますようにお祈りいたします。

 お正月と言えば、まず新年のあいさつですね。
私たち日本人は頭を下げてあいさつする習慣があります。
そこには、どのような意味が込められているのでしょうか?
 腰を折って頭を下げる立礼では、一瞬とはいえ相手が視野から消えてしまいます。これは「あなたに敵意はありません」ということになります。
 西洋では頭は下げず、目を合わせて握手します。
これは相手の攻撃を見張り、「完全には信用していない、油断していない」という意味にも取れます。
 立ってする立礼や、和室で正座をして体をかがめる座礼は、背筋を伸ばしゆったりとした自然な仕草が相手に好印象を与えます。
 日本人はさまざまな場面でおじぎをしますが、そこには相手を受け入れ、尊重する気持ちが込められているのではないでしょうか。