落花生
姫路市民葬儀相談センターの金鹿です。
私の近くの小学校では、毎年お米とサツマイモを育てています。今年は、落花生を追加して栽培することになりました。
その訳は、落花生は地上の枝に実をつけると思っていて、地中に実をつけることが理解できなかったようで、それを実証するために栽培することになったようです。
今、黄色い蝶のような可愛い花を咲かせています。昼に開いた花は夜にはしぼんでしまい、子房柄(しぼうへい)という茎を地面へ向かって数日かけて伸ばします。子房柄(しぼうへい)が地中に潜り込んで実をつけます。
サツマイモの収穫もそうですが、掘り上げて収穫することになります。
落花生の収穫を思うとみんなが驚き喜ぶ様子が目に浮かびます。
補足ですが、落花生は根に根粒菌が寄生する特性があります。マメ科に属する植物は同じような特性があります。なぜなら根粒菌はマメ類の植物の根から養分をもらう代わりに、窒素成分を合成して供給するという、互いに助け合う「共生」の関係にあるからです。根粒菌から養分をもらえるため、マメ科の植物は肥料をたくさん与える必要がなく、育てやすいのが小学生のみんなにとってもいいですね。
葬儀と全く関係がない話になってしまいましたが、葬儀に関しても同様にしきたり等がある場合もありますので、お気軽にご相談ください。また、新型コロナウイルス変異株が、急激に感染拡大を続けています。基本的な感染予防対策であります「3密の回避、マスク着用、手指の消毒、うがい」の徹底と慎重な行動をお願いいたします。